イギリスの所得税ってどれくらい?
という疑問を持っている方にぴったりの記事です。
別記事で、毎月のNHS費用に関しても書いてますのでぜひそちらも併せてチェックしてください。
本記事の内容
イギリスの所得税ってどのくらい?
支払い例のご紹介
日本と同じような所得税の『扶養』の対象あり?
イギリスの所得税ってどのくらい?
出典:https://www.gov.uk/income-tax-rates
このように、イギリスでは所得の多い少ないによって、所得税のパーセンテージが違います。
一番上に書いているPersonal Allowanceというのは、年収の内、の12,500ポンドは、非課税だということです。
ということは、12,500ポンドを超えた分に関して課税されてきます。
おそらくYMSでいかれる方はほとんど非課税か、20%のお給料帯になるのではと思います。
支払い例のご紹介
このように、大学卒業後の平均的な初任給は18,000ポンド(約234万円)というところを例にして説明します。
最初に述べたように、最初の12,500ポンドはPersonal Allowance(個人控除額)なので非課税です。
年間のお給料が18,000ポンドの場合、Personal Allowanceを引いて、残った額に対して20%の課税がされます。
また、逆に年収が70,000ポンド(約910万円)の場合は、1枚目の画像で示した通り40%の課税がかかるんですね。
ポイント
年収約£18K(234万円)の場合、所得税は14万3千円、月々の支払額は12,000円/月くらい
になります。
日本と似ている? 結婚しているカップルの『扶養控除』について
日本でも103万円?のリミットがありますが、イギリスでも似たような扶養控除があります。
この対象は、"wife, husband or civil partner"となります。結婚しているか、パートナーとの届け出がしてある方が対象になってます。
少し見づらくなっていますが、順番にみてもらったらすぐに理解できますよ!
ここでの結論は
Marriage Allowance制度を使用することにより、年間数百ポンド節税できる!ということ。
上記の通り、Personal Allowanceが12,500ポンドに対して、それ以下の年収の方であることが条件です。
AさんからBさんに1250ポンドをTax Creditとして供与することが出来、結果的にBさんの課税金額(Taxable Income)を下げることが出来るので、もしAさんが多少支払わなければならないとしても、トータルでカップルとしてみれば数百ポンドお得ですよ!というもの。
メモ
このMarriage Allowanceの他にも、会社の株を持っていたり、不動産を貸し出していたり、様々な条件によって所得税の控除が出来るようです。 YMSで使う控除はあまりないかな?と思ったのでここでは紹介していませんが、、
チェックするにはGOV.UKで詳しくみてみてください。
まとめ
まずは、YMSビザで渡英するとなった時には自分の"Taxable Income"は何かな? と計算できるようになりましょう!
現時点では、年収ー£12,500 が自分のTaxable Incomeになります。
結婚することもないのでMarriage Allowanceはまだまだいらないかな、と思ったのですが色んなオプションがあるという事をご紹介したかったので例にとって検証してみました。
イギリス生活、お金の部分で不安な所が多いとは思いますが事前に色々調べて準備していけば大丈夫!!と思っています。
毎月のNHSの費用 はどれくらいかかる?という記事もかいているのでぜひ一緒に読んで参考にしてみてください。
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なんかめちゃめちゃイギリスっぽくないですか??笑
ちなみにHMRCのウェブサイトはここ https://www.gov.uk/government/organisations/hm-revenue-customs
ではでは~~~~