【穴場イギリス国内旅行】イギリスピーク地方ーPeak District 【大自然】
そんなこんなですが、YMSビザでイギリスに1月に渡英、2月から働き始めて初めて長期サマーホリデー(9月だけれども)を取得して英国の穴場スポットと言われるピークディストリクトに行ってきたので、忘れないためにも記事にまとめたいと思います!
ピークディストリクト(ピーク地方)ってどこ?
ピークディストリクトは、正式名は「ピークディストリクト国立公園」(Peak District National Park: https://www.peakdistrict.gov.uk/home )とされている、とても広いエリアの事を指してます。
北のレイクディストリクト(湖水地方)は湖で有名ですが、こちらは「丘」「丘陵」地帯になっており、丘を登れば本当に綺麗な丘や谷の絶景を見ることができます。
大自然の中なので、やはりアクティビティとしてはアウトドアアクティビティ、またナショナルトラストに登録されている建物がいくつかあるので晴れの日&雨の日含め楽しめる地域かと思います。
- ハイキング、トレッキング
- ウォーキング
- ナショナルトラストめぐり
- サイクリング
- クライミング
- キャンプ
- パラグライダー(いつかやってみたい!) などなど。
丁度マンチェスターの南東に位置していて、ロンドンからは電車で3時間ほど。
私はピーク地方の中でも、Edaleという村のコテージに1週間ほど滞在しました。
- 電車で行く場合:約3時間 ロンドンキングスクロス→シェフィールド→イーデイル(Edale)
- 車で行く場合:3時間50分程度
夏の金曜日出発(車)の場合、出来るだけ朝早くに出て渋滞に巻き込まれないようにするのがおすすめかと思います。
内容
1)各場所の紹介
2)気を付けたほうが良いこと・持って行ってよかったもの
3)終わりに
Mam Tor / Back Tor
標高517M、恐らくピークディストリクトといえばここ!という人気ウォーキング・ハイキングスポット。
私たちはMam Torの半ばくらいまで車でいって、Mam Torの駐車場に駐車し、 Back Torまで行ってMam Torまで帰ってくる(その間にランチ)という感じでウォーキングしました。
◆往復4.3マイル程(6.9km)
◆ゆっくり歩いた+ランチピクニックを途中でしたので、合計時間は1時間45分程度でした。
-
- Mam Torをぐるっと一周するCircular Walkのルートが紹介されてます。
https://www.nationaltrust.org.uk/kinder-edale-and-the-dark-peak/trails/mam-tor-circular-walk
- Mam Torをぐるっと一周するCircular Walkのルートが紹介されてます。
Millstone Edge & Surprise View
”Tor"っていうのは「岩山」っていう意味で、ナントカTorっていう場所がたくさんあるのはそのためです!
こちらも近くにOwler Torっていう岩があるのですが、たくさん人が上っていたのでとても人気でした!(私たちは登らず)
パーキングに車をとめて、20分程度のウォーキング。 Millstone Edgeまで歩いて上るのですがこちらも絶景や絶景。
心が洗われる。。。。Mam Torと違って短いウォークのため、ウォーキングシューズではなく普通のスニーカーで登ってる人もちらほらいました。
こちらの崖でクライミングをやっている人がいて、見入ってしまいました。
Monsal Head / Monsal Trail
こちらは打って変わって森と小川の中を歩くようなルートになっています。 Mam Torなんかとはまた違う景色。
ここで有名なのがHeadstone Viaduct (Viaduct = 高架橋)です。絶景のアクセントになっていてとても素敵でした。
また、Headstone Tunnelというトンネルもあり、Trailの一つとして歩けるみたいでしたが今回はスキップしました。
小川や、Weir(滝みたいにみえるけど、人口で作られたダムみたいなもの)も見どころの一つとしてあげられてます。
ここでも休憩も含めて約1時間とちょい歩きました。距離は6.4km(4マイル)程度でした。
Lyme House (National Trust)
Lyme House は、昔のお金持ちの家なんですが!ここで有名なのがあの『プライドと偏見』のBBC TVシリーズで、撮影に使われた場所で有名みたいです。
コリンファースが池から出てくるシーンがあるらしく、ここか!!と一緒に行った人が言ってました。(観たことないのでまた観たい)
敷地は想像するより広くて、全部ゆっくり回るなら2-3時間ゆうに過ごせちゃうと思います。 今回は閉館の結構ぎりぎりに行ったので、家の内部の見学とガーデン・Orangeryの見学、ささっとカフェでお茶して帰りました。
時間があればタワーもちょっと遠くにあったのでそこも行きたかったなと思います。
Castleton (村) / Peak Cavern (洞窟) / Peveril Castle(廃墟の城)
Castletonという村にもぶらぶら歩きに行ってきました。村自体は小さくて小一時間もあれば一通りまわってお茶できます。
ちょっと歩くと洞窟(入場料高い💦)やら、廃墟の城(それまでのウォーキングも良さそうだった)などがあるのでゆっくりも出来る街かと思います。
また、ここではBlue John と言われるこの地域(ダービシャー)でしかとれない鉱石?蛍石?が有名みたいで、村の中にはブルージョンを使ったアクセサリー屋さんなどがちらほら。
一人とか少人数とかならもうちょっとゆっくりみたかったなあ~。結構綺麗で、一粒ピアスみたいなのが好みでした(ピアスあいてないけど)
気を付けたほうが良い事・持って行ってよかったもの
-
- 小銭・キャッシュこれは本当に持って行った方がいいです。私たちはほぼ持って行ってなくてかなり困りました。
何に使うかというと各地の駐車場に使います! イギリスの駐車場は事前に1時間・2時間と決めてお金を払ってから駐車するのですが、カード機能がある所でもカードエラーになる所がかなり多かったです。車で行く際はキャッシュをいくらか持っていくことをおすすめします!
- 小銭・キャッシュこれは本当に持って行った方がいいです。私たちはほぼ持って行ってなくてかなり困りました。
- 2.酔い止め薬 私はすぐに車酔いするので、こんな方は薬必須です!谷や丘が多いのでぐねぐね道やでこぼこ道がかなり多く正直私は最初の5日間(ほとんど!)とてもとてもつらかったです。。。Bootsに休み直前行ったところNon-Drugの生姜?の成分が入ったこちらを買いましたが全くおすすめしません!!全く効きませんでしたw 日本から持ってきていた薬が大活躍でした。イギリスでもちゃんとした薬を次から買う事を心掛けたいと思います。
3. ウォーキングシューズ & レインジャケット
イギリスの人はウォーキング好きなのでみんな持っているのではないかというウォーキングシューズとレインジャケット。天気も変わりやすいので快適に安全に歩いて雨をしのぐには最低この2つは持って行って損は無いと思います。
4. (紙の)地図
えぇ~と思うかもしれませんが滞在したEdaleだけかもしれませんが外にでると携帯のシグナルが無く自然にデジタルデトックスでしたw
田舎はこんなところも多いらしいので、念のため紙の地図や、オフラインでも使える地図をDLしておくことをおすすめします。
最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
今回のホリデー、とてもリラックスできて大自然を堪能できるいい旅でした。
計画してくれた彼の家族にも感謝感謝です。
ちょっと歩けば羊、ちょっとあるけば絶景、こんな生活はなかなかロンドンではできないのでとっても貴重。
私たちが行ったところだけではなく、そのほかのナショナルトラストLongshaw Estateや、ベイクウェルタルトの発祥地のBakewell、ちょっと足を延ばせばChatsworth house などなど魅力たくさんのピークディストリクト。
ぜひ色んな所に行ってみてください!